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PHP更新後にWordPressが真っ白に|古いブログの復旧事例

PHP更新後にWordPressのブログ部分が真っ白になり、エラーだけが表示されるようになった事例を紹介します。今回のご依頼者はデザイン事務所様で、サーバーはロリポップ!をご利用でした。

最初のご相談では、SSLやhttpsの問題ではないかと考えられていました。しかし調査すると、SSL証明書そのものではなく、古いWordPressと新しいPHPの組み合わせが主な原因でした。あわせて、サイト内に古いhttpの読み込み先が残っていたことも表示に影響していました。

WordPressが真っ白になったときの一般的な原因や確認方法は、WordPressが真っ白になったときの直し方でも解説しています。この記事では、実際の相談から復旧までの流れを、応急処置と根本解決の違いが分かるように整理します。

PHP更新後にWordPressブログが真っ白になった事例

今回の症状は、サイト本体の中にあるブログ部分が真っ白になり、ページを開いても通常のデザインや記事が表示されず、エラーだけが見える状態でした。お客様は、SSL(https)まわりの不具合ではないかと考えて相談されました。

同じような見え方でも、原因は1つとは限りません。SSL証明書、PHPのバージョン、WordPress本体、プラグイン、古いhttpの読み込みなど、複数の要素を順番に見ていく必要があります。今回も、見た目だけではSSLの問題に見える部分がありましたが、調査した結果、別の原因が見えてきました。

同じように、PHP更新後にWordPressが真っ白になった場合は、原因の切り分けから確認できます。エラー画面のスクリーンショットや、利用中のサーバー名が分かる範囲で大丈夫です。無料診断・見積り、またはお問い合わせからご相談ください。

最初の相談内容:SSLの不具合だと思っていた

ご相談時点では、SSLやhttpsが原因ではないかというお話でした。SSLは通信を暗号化し、httpsで安全に表示するための仕組みです。SSL化の途中で設定が合っていない場合、表示に影響することがあります。

ただ、今回調査したところ、SSL証明書は正しく入っていました。つまり、証明書そのものが原因でブログ部分が真っ白になっていたわけではありませんでした。

このように、見た目の症状と本当の原因がずれることがあります。httpsで開けない、鍵マークが気になる、表示が止まる、といった状態でも、SSLだけを見ればよいとは限りません。常時SSL化やhttpからhttpsへの整理が気になる場合は、常時SSL化サービスもご確認ください。料金は¥4,400(税込・作業1回分)です。

原因は古いWordPressと新しいPHPの組み合わせだった

主な原因は、PHPを新しいバージョンに更新したことで、古いWordPressが動かなくなったことでした。PHPは、WordPressを動かすための土台のようなプログラムです。サーバー側のPHPが新しくなると、その上で動くWordPress側も対応している必要があります。

今回、ブログ部分のWordPressは2012年当時のままでした。WordPress本体が古い状態のままだったため、新しいPHPでは動かず、表示が真っ白になっていました。これはお客様の操作ミスではありません。何年も前に作ったWordPressを長く使っていると、サーバー側の環境更新との組み合わせで起こることがあります。

PHP更新前に不安がある場合は、PHP更新前チェックで事前確認ができます。料金は¥5,500(税込・作業1回分)です。PHP更新そのものが必要な場合はPHP更新サービス、古いWordPressをまとめて整えたい場合はWordPress最新版更新もご用意しています。料金はそれぞれ¥11,000、¥55,000(税込・作業1回分)です。

ロリポップなどのレンタルサーバーでPHP更新案内が来ることがある

今回のサーバーはロリポップ!でした。レンタルサーバーでは、PHPの更新案内が来ることがあります。PHP更新への対応自体が必要になる場面はありますが、古いWordPressが残っている場合は、先に状態を確認しておくと判断しやすくなります。

今回の事例は、ロリポップ!に固有の不具合という話ではありません。サーバー側のPHPが新しくなり、古いWordPressがそのPHPに対応できなかったことがポイントです。PHP更新をしてはいけないということではなく、WordPress側の古さも一緒に見ておくことが大切です。

もう1つの原因:古いhttpの読み込み先が残っていた

主な原因はPHP更新と古いWordPressの組み合わせでしたが、もう1つ、表示に影響していた点がありました。サイト内に古いhttpの読み込み先が残っており、ブラウザが表示を止めていました。

SSL証明書が正しく入っていても、ページの中にhttpの読み込みが残っていると、httpsのページ内で古い読み込み先が混ざることがあります。これにより、ブラウザ側で一部の表示が止まることがあります。

今回も、SSL証明書自体は正しく入っていました。ただし、古いhttpの読み込み先が残っていたため、SSLと無関係とは整理できませんでした。証明書、WordPress、PHP、ページ内の読み込みを合わせて確認することで、原因を切り分けました。SSL化したのに表示されない、httpとhttpsが混ざっているかもしれないと感じる場合は、常時SSL化サービスの対象になることがあります。

提示した2つの選択肢:応急処置か、根本解決か

調査後、お客様にはA案とB案の2つを提示しました。A案は、PHPの設定を元に戻して表示だけ戻す応急処置です。B案は、WordPressを最新にして、新しいPHPのまま動くようにする根本解決です。

どちらも常時SSL化を含む内容として見積りました。大切なのは、安いか高いかだけでなく、今だけ表示を戻すのか、今後のPHP環境でも動くように整えるのかという判断です。

A案でいったん戻してから、後でB案を行う場合、A案の費用が余分にかかることもお伝えしました。そのうえで、お客様は今後のことも考え、B案を選ばれました。B案は通常59,400円(税込)でしたが、会員価格10%OFFで53,460円(税込)でした。

A案:PHPを元に戻して表示だけ戻す応急処置

A案は、PHPの設定を元に戻して、見えない状態をいったん戻す方法です。今回の見積りでは15,400円(税込)で、常時SSL化も含めた内容でした。

ただし、これは応急処置です。古いPHPはいずれ提供終了するため、そのときに同じことが起きるとお伝えしました。急いで表示だけ戻したい場合には選択肢になりますが、長期的な解決としては別の対応が必要になることがあります。

B案:WordPressを最新にして新しいPHPで動かす根本解決

B案は、WordPress本体や追加機能であるプラグインを最新化し、新しいPHPのまま動くようにする方法です。今回の見積りでは59,400円(税込)で、常時SSL化も含めました。実際には会員価格で53,460円(税込)でした。

古いWordPressを新しいPHPに合わせることで、PHPを元に戻さずに表示できる状態を目指しました。今回のお客様は、今後のことも考えてB案を選ばれました。WordPress本体の更新を検討している方は、WordPress最新版更新も参考にしてください。

応急処置でよいか、WordPress更新まで必要かは、現在のWordPressやPHPの状態によって変わります。判断に迷う場合は、無料診断・見積りで現在の状態を確認したうえで、選択肢と費用感をお伝えします。

作業前に伝えたこと:古いデザインはそのまま動かない場合がある

古いWordPressを最新化するときは、表示が戻るかだけでなく、今のデザインをどこまで残せるかも大切です。古いテーマやデザインは、最新のWordPressでそのままでは動かない場合があります。

今回も作業前に、近い見た目で作り直しになるかもしれないとお伝えしていました。結果としては、今のデザインのまま動かすことができ、作り直しは不要でした。

ただ、古いサイトでは事前にリスクを共有してから進めることが大切です。見た目を残したい場合でも、テーマやプラグインの状態によって作業内容は変わります。今回のようにそのまま動かせることもありますが、作り直しの可能性も含めて確認しながら進めます。

実際に行った作業内容

実際の作業では、まず現状をバックアップしてから着手しました。古いWordPressを更新する場合、作業前の状態を残しておくことが大切です。

その後、WordPress本体を最新化し、追加機能であるプラグインも最新化しました。あわせて常時SSL化を行い、httpで開いても自動でhttpsへ移るようにしました。

作業後は、トップ、ブログ、プロフィールなど全ページの表示を確認しました。今回は予定より早く、ご依頼の翌々日に作業完了となりました。ただし、作業日数は状態や作業内容によって変わるため、同じ日数で進むとは限りません。

今回の作業に近い内容として、WordPress本体やプラグインの更新はWordPress最新版更新、httpからhttpsへの整理は常時SSL化サービスでご案内しています。

作業後にお客様へ確認をお願いしたこと

復旧作業が終わったあとも、サイト所有者側で確認した方がよい項目があります。特に古いブログでは、過去の記事、画像、リンク、コメント欄など、管理者でないと判断しにくい部分があります。

今回も、スマホでの見え方、古い記事の画像やリンク、コメント欄、管理画面へのログインなどの確認をお願いしました。Search Consoleやアナリティクスを使っている場合は、https版の追加、サイトマップの再送信、計測が続いているかの確認も案内しました。

復旧後チェックリスト

  • スマホでトップ、ブログ、プロフィールを見る
  • 古い記事の画像が表示されるか見る
  • 古い記事のリンク切れがないか見る
  • コメント欄が必要か確認する
  • 管理画面にログインできるか確認する
  • Search Consoleにhttps版を追加する
  • サイトマップを再送信する
  • アナリティクスの計測が続いているか見る
  • 名刺、SNS、外部サービスのリンクをhttpsに直す

復旧直後はトップページだけを見て安心しがちですが、古い記事や外部に貼っているURLも確認しておくと、後から気づく点を減らしやすくなります。

使っていない機能やコメント欄も、この機会に見直した

復旧作業では、表示を戻すだけでなく、古いWordPressに残っている不要な機能も確認しました。今回、使われていないお問い合わせフォームの追加機能であるContact Form 7を残すかどうか、判断をお願いしました。

また、コメント欄も確認しました。本物のコメントは2017年で止まり、その後は迷惑書き込みだけになっていました。そのため、コメント欄を閉じるかどうかも判断をお願いしました。

最終的に、お客様の判断として、使っていないContact Form 7は無効化し、コメントの受付は停止しました。古いWordPressでは、使っていないプラグインや放置されたコメント欄が残っていることがあります。復旧の機会に、今も必要な機能かどうかを見直すことがあります。

自分で確認できること、やってはいけないこと

今回の主な原因はPHP更新でしたが、SSL証明書は正しく入っており、古いhttpの読み込み先も影響していました。このように、1つの症状に複数の要素が関係することがあります。

原因が分からないまま設定を変えると、状況の確認に時間がかかることがあります。エラー文や現在の状態を残したまま、分かる範囲でお問い合わせからご相談ください。

自分で確認できること

  • いつから表示されなくなったかをメモする
  • 直前にPHPバージョンの変更があったか確認する
  • サーバー会社からPHP更新案内が来ていないか確認する
  • WordPress管理画面に入れるか確認する
  • httpとhttpsの両方で表示を見たときに違いがあるか確認する
  • エラー文が出ている場合はスクリーンショットを残す

今回のようにロリポップ!を利用していて、PHP更新後に不具合が起きた場合は、サーバー名、表示されなくなった時期、エラー画面が分かると切り分けしやすくなります。

やってはいけないこと

  • バックアップなしでWordPress本体やプラグインを一気に更新しない
  • 原因が分からないままPHP設定を何度も変えない
  • エラー文を消すためだけにファイルを編集しない
  • 古いテーマやプラグインを不用意に削除しない
  • 制作会社や管理者がいる場合は、先に確認する

今回もバックアップしてから作業しました。古いWordPressでは、テーマやプラグインが表示に関係していることがあります。削除や編集を重ねる前に、現在の状態を残しておくことが大切です。

お客様の声

作業後、公開済みレビューとして★5の評価をいただきました。困っていたことは、WordPressの不具合で閲覧ができなくなったこと。ご依頼内容は、WordPressを最新にする作業と常時SSL化でした。依頼前の不安は特になしとのことでした。

迅速なご対応で無事にサイトが復活しました。とても分かりやすくご提案していただいて感謝しております。またの機会ありましたら、是非ともお願いしたいです。

今回のように、原因がSSLに見えても、調べるとPHP更新や古いWordPressが関係していることがあります。提案時には、応急処置と根本解決の違いを説明し、選べる形でお伝えしました。

よくある質問

PHPを元に戻せば、すぐ表示されますか?

今回のA案では、PHPを元に戻して表示だけ戻す応急処置を提示しました。ただし、すべてのケースで同じとは限りません。WordPress本体、プラグイン、テーマ、SSL、httpの読み込みなども関係することがあります。

また、古いPHPはいずれ提供終了するため、そのときに同じことが起きるとお伝えしました。いったん表示を戻す対応と、今後の環境に合わせて整える対応は、分けて考える必要があります。

WordPressが古すぎても更新できますか?

今回のブログ部分のWordPressは2012年当時のままでしたが、WordPress本体とプラグインを最新化し、今のデザインのまま動かすことができました。

ただし、古いデザインが最新WordPressでそのまま動かない場合もあります。今回も事前には、近い見た目で作り直しになるかもしれないとお伝えしていました。まずは状態を確認してから、更新方法を考えます。

SSL化も一緒にできますか?

今回の作業では、A案、B案のどちらにも常時SSL化を含めていました。作業後は、httpで開いても自動でhttpsへ移るようにしました。

今回、SSL証明書は正しく入っていましたが、古いhttpの読み込み先も確認しました。WordPress復旧とSSL化を同時に見たい場合は、常時SSL化サービスもあわせてご確認ください。

費用はどのくらいかかりますか?

今回の実例では、A案はPHPの設定を元に戻して表示だけ戻す応急処置で15,400円(税込)、B案はWordPressを最新にして新しいPHPのまま動かす根本解決で59,400円(税込)でした。B案は会員価格10%OFFで53,460円(税込)でした。どちらも常時SSL化を含む内容です。

A案で戻してから後でB案にすると、A案の費用が余分にかかることもお伝えしました。通常メニューでは、WordPress最新版更新の料金は¥55,000(税込・作業1回分)、PHP更新前チェックは¥5,500(税込・作業1回分)、PHP更新は¥11,000(税込・作業1回分)、常時SSL化は¥4,400(税込・作業1回分)です。

状態によって作業内容が変わるため、自分の場合の費用感を知りたい方は、無料診断・見積りをご利用ください。

ロリポップ以外のサーバーでも相談できますか?

今回のサーバーはロリポップ!でした。ご相談時は、利用中のサーバー名、表示されなくなった時期、PHP更新案内の有無、エラー画面のスクリーンショットなどを分かる範囲でお知らせください。

サーバー名が分かると、PHPやSSLの確認ポイントを整理しやすくなります。分からない場合でも、分かる範囲の情報から確認します。

同じようにPHP更新後にWordPressが真っ白になった方へ

今回の事例では、SSL証明書ではなく、PHP更新と古いWordPressの組み合わせが主な原因でした。さらに、古いhttpの読み込み先も表示に影響していました。

対応案としては、PHPを元に戻して表示だけ戻すA案と、WordPressを最新にして新しいPHPのまま動くようにするB案を提示しました。お客様は今後のことも考えてB案を選ばれ、今回はご依頼の翌々日に作業完了となりました。レビューでも、無事にサイトが復活しましたとの声をいただきました。

PHP更新後の真っ白な画面は、SSL、PHP、古いWordPress、httpの読み込みなど、複数の原因が重なっていることがあります。まずは現在の状態を確認し、応急処置でよいか、WordPress更新まで必要かを整理します。無料診断・見積り、またはお問い合わせからご相談ください。

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